人権擁護法案が何故ヤバイのかな〜?(シオン)
2005年3月8日 時事ニュース人権擁護法案について今日も書いてみます。ポケモンネタも交えてわかりやすく書いて考えていきたいと思います。(シオン)
シオン>昨日の続きですの〜。どうしてヤバイのか良くわからないって人が多いと思いますの〜。昨日の書き方ではわかりにくいとおもいますし〜。
ホツマ>とりあえず簡単な小咄でもしましょうかと。人権擁護法案の現段階で出ている法案と裏の人が大好きなポケモンを使ってですが。
タケシ「なあ、サトシ。人権擁護法って知ってるか?」
サトシ「今始めて聞いたけど、名前だけなら人権を守るための法律って事だよなあ。」
ピカチュウ「ピカピカー」
ハルカ「差別って良くないし、それって良いかもー。」
タケシ「ところがサトシ、ハルカ。これが逆に問題を引き起こしそうなんだ。」
サトシ「どういう事だよタケシ。」
タケシ「まず、マスコミ等に全く取り上げられないまま法案可決が進んでるところが変だ。普通人権を守るような素晴らしい法案だったら人々に知らせるだろ?」
ハルカ「確かにそうかも。」
タケシ「それに人権に関する規定があっても差別に対する規定がはっきりしてないんだ。」
サトシ「ちょっと待て、それっておかしくないか?それに人権を守る法ってあるけど誰が問題があるって決めるんだ?」
タケシ「ここ(http://www.moj.go.jp/HOUAN/JINKENYOUGO/refer02.html)にあるが5人の人権委員会と人権擁護委員が決めるんだ(第二章・第三章)。もし人権侵害だと委員会に認められた時に勧告や出頭命令をすることが出来て、それが受け入れられない時には勧告内容を個人情報含めて公表が出来るんだ(40〜44条、60条)。出頭命令が拒否された場合30万円の罰金を払わないといけなくなるんだ(88条)」
ハルカ「難しくてよくわかんないかもー」
タケシ「簡単に言えば人権委員になった人が問題かどうかを決めて、問題があったら注意や呼び出して調べることが出来るんだ。もし注意に従わなかったり悪質だったら問題の中身や問題を起こした人間について知らせることができる。呼び出しを拒否すればお金を払わないといけないって事だ。」
サトシ「なんか厳しいな。」
タケシ「普通ジュンサーさんだって現行犯でなかったら捜索には令状がいるんだ。しかしこの場合令状なしで捜索が可能で従わなければ罰金だ。」
ハルカ「そんなの横暴かもー」
タケシ「それだけじゃないぞ。差別の規定がはっきりしていないから、逆に言えば人権委員会が差別だと認定してしまったらなんでもありになってしまう。こんな事だって起こりうる」
ニャース「ニャースは人権委員だニャ。ピカチュウがいつも電気ショックをするのはニャースにたいする侵害だニャ。出頭するニャ」
ピカチュウ「ピカ、ピカチュウ!!」
サトシ「ピカチュウ、落ちつけって。大体ニャースが人権委員になるわけないだろ?」
ハルカ「でもそれって人権委員に都合の悪いこととか全部力で押さえられるってこと?しんじられないかも。」
タケシ「そういうことになるな。ポケモンを初めとしたゲームや漫画、アニメや小説といった表現の自由も奪われる可能性があるんだ。」
サトシ「そしたら俺たちの活躍だって出せなくなるじゃないか。」
タケシ「だからこの法案が今ネット上で問題になってるんだ。何気ない表現が人権侵害だと認定される可能性がある以上、ネットだけではなくみんなに関係していくんだ。」
ハルカ「そんなの許せないかもー」
タケシ「法案可決が15日に迫っている以上時間はないが、何とかしていかないといけないな。」
サトシ「こんなの許せないぜ。ピカチュウ。可決阻止ゲットしにいこうぜ。」
ピカチュウ「ピッ、ピカチュウ」
シオン>凄く大ざっぱな物語ですけど〜。簡単に言ったらこういう事になります〜。
ホツマ>何が問題かというと、適用の範囲が広すぎるって事だな。公務員やマスコミに対する制限はあるが、他はなんでもありってわけだ。人権委員会の権限が強すぎるからザル法言われてもしょうがない。
???>私、実は社会言語学専攻で、インターネットの文字表記に関する卒業論文書いたんですね。2ちゃんねる用語に注目して。当然2ちゃんねる用語の中には差別的言動も含まれてるけど、研究だからそれらも分析しないといけないんです。
シオン>2ちゃんねるって人権擁護法の一番やり玉に挙がってる場所だよね〜。卒論だから一見すると関係ないけど、もし2ちゃんねるが人権侵害だと訴えられると、それに関わる研究を行ったとして、差別の助長の可能性があると認定されたら卒論破棄しないといけなくなるね〜。
???>そうなりますね。要するに卒論だけじゃなくてレポートとか書く時に内容によっては人権擁護法に引っかかる可能性が出てくるんですよ。日記やブログ書くなど自分の意見を表明する機会が増えてますけど、逆に言えば、表現や表記で人権擁護法で引っかかって勧告や出頭命令受ける可能性も増えるんですよ。つまり人ごとにならない。
ホツマ>漫画や小説、アニメやゲームにも影響が出るな。わかりやすく言えば昔の時代劇や今の内容の複雑な物語の中には表現上、差別用語の表記や表現が出てしまうわけだ。時代劇だと昔は差別だと認識されてないから他のことばで言い換えるのはおかしいし、実際にあることなんだから隠すなんてしたら表現しにくいし。
シオン>だから避けて通れなくなるんですね〜。確かに差別は良くないし、人権侵害はもっと良くないよ〜。でも物には限度があるんですの〜。
ホツマ>可決まで一週間迫りましたが、もし問題だと思うなら是非ともメールを関係機関に送信して抗議の声を送るんやな。前にも問題があって廃案になったから今度も通らないって声はあるけど、ここまで現実で隠蔽されてると通らないとは思えん。こんな法案が可決したらブログなんて書いてられんな。書けなくなるというのが正しいか。
シオン>嫌な世の中になりそうですの〜
シオン>昨日の続きですの〜。どうしてヤバイのか良くわからないって人が多いと思いますの〜。昨日の書き方ではわかりにくいとおもいますし〜。
ホツマ>とりあえず簡単な小咄でもしましょうかと。人権擁護法案の現段階で出ている法案と裏の人が大好きなポケモンを使ってですが。
タケシ「なあ、サトシ。人権擁護法って知ってるか?」
サトシ「今始めて聞いたけど、名前だけなら人権を守るための法律って事だよなあ。」
ピカチュウ「ピカピカー」
ハルカ「差別って良くないし、それって良いかもー。」
タケシ「ところがサトシ、ハルカ。これが逆に問題を引き起こしそうなんだ。」
サトシ「どういう事だよタケシ。」
タケシ「まず、マスコミ等に全く取り上げられないまま法案可決が進んでるところが変だ。普通人権を守るような素晴らしい法案だったら人々に知らせるだろ?」
ハルカ「確かにそうかも。」
タケシ「それに人権に関する規定があっても差別に対する規定がはっきりしてないんだ。」
サトシ「ちょっと待て、それっておかしくないか?それに人権を守る法ってあるけど誰が問題があるって決めるんだ?」
タケシ「ここ(http://www.moj.go.jp/HOUAN/JINKENYOUGO/refer02.html)にあるが5人の人権委員会と人権擁護委員が決めるんだ(第二章・第三章)。もし人権侵害だと委員会に認められた時に勧告や出頭命令をすることが出来て、それが受け入れられない時には勧告内容を個人情報含めて公表が出来るんだ(40〜44条、60条)。出頭命令が拒否された場合30万円の罰金を払わないといけなくなるんだ(88条)」
ハルカ「難しくてよくわかんないかもー」
タケシ「簡単に言えば人権委員になった人が問題かどうかを決めて、問題があったら注意や呼び出して調べることが出来るんだ。もし注意に従わなかったり悪質だったら問題の中身や問題を起こした人間について知らせることができる。呼び出しを拒否すればお金を払わないといけないって事だ。」
サトシ「なんか厳しいな。」
タケシ「普通ジュンサーさんだって現行犯でなかったら捜索には令状がいるんだ。しかしこの場合令状なしで捜索が可能で従わなければ罰金だ。」
ハルカ「そんなの横暴かもー」
タケシ「それだけじゃないぞ。差別の規定がはっきりしていないから、逆に言えば人権委員会が差別だと認定してしまったらなんでもありになってしまう。こんな事だって起こりうる」
ニャース「ニャースは人権委員だニャ。ピカチュウがいつも電気ショックをするのはニャースにたいする侵害だニャ。出頭するニャ」
ピカチュウ「ピカ、ピカチュウ!!」
サトシ「ピカチュウ、落ちつけって。大体ニャースが人権委員になるわけないだろ?」
ハルカ「でもそれって人権委員に都合の悪いこととか全部力で押さえられるってこと?しんじられないかも。」
タケシ「そういうことになるな。ポケモンを初めとしたゲームや漫画、アニメや小説といった表現の自由も奪われる可能性があるんだ。」
サトシ「そしたら俺たちの活躍だって出せなくなるじゃないか。」
タケシ「だからこの法案が今ネット上で問題になってるんだ。何気ない表現が人権侵害だと認定される可能性がある以上、ネットだけではなくみんなに関係していくんだ。」
ハルカ「そんなの許せないかもー」
タケシ「法案可決が15日に迫っている以上時間はないが、何とかしていかないといけないな。」
サトシ「こんなの許せないぜ。ピカチュウ。可決阻止ゲットしにいこうぜ。」
ピカチュウ「ピッ、ピカチュウ」
シオン>凄く大ざっぱな物語ですけど〜。簡単に言ったらこういう事になります〜。
ホツマ>何が問題かというと、適用の範囲が広すぎるって事だな。公務員やマスコミに対する制限はあるが、他はなんでもありってわけだ。人権委員会の権限が強すぎるからザル法言われてもしょうがない。
???>私、実は社会言語学専攻で、インターネットの文字表記に関する卒業論文書いたんですね。2ちゃんねる用語に注目して。当然2ちゃんねる用語の中には差別的言動も含まれてるけど、研究だからそれらも分析しないといけないんです。
シオン>2ちゃんねるって人権擁護法の一番やり玉に挙がってる場所だよね〜。卒論だから一見すると関係ないけど、もし2ちゃんねるが人権侵害だと訴えられると、それに関わる研究を行ったとして、差別の助長の可能性があると認定されたら卒論破棄しないといけなくなるね〜。
???>そうなりますね。要するに卒論だけじゃなくてレポートとか書く時に内容によっては人権擁護法に引っかかる可能性が出てくるんですよ。日記やブログ書くなど自分の意見を表明する機会が増えてますけど、逆に言えば、表現や表記で人権擁護法で引っかかって勧告や出頭命令受ける可能性も増えるんですよ。つまり人ごとにならない。
ホツマ>漫画や小説、アニメやゲームにも影響が出るな。わかりやすく言えば昔の時代劇や今の内容の複雑な物語の中には表現上、差別用語の表記や表現が出てしまうわけだ。時代劇だと昔は差別だと認識されてないから他のことばで言い換えるのはおかしいし、実際にあることなんだから隠すなんてしたら表現しにくいし。
シオン>だから避けて通れなくなるんですね〜。確かに差別は良くないし、人権侵害はもっと良くないよ〜。でも物には限度があるんですの〜。
ホツマ>可決まで一週間迫りましたが、もし問題だと思うなら是非ともメールを関係機関に送信して抗議の声を送るんやな。前にも問題があって廃案になったから今度も通らないって声はあるけど、ここまで現実で隠蔽されてると通らないとは思えん。こんな法案が可決したらブログなんて書いてられんな。書けなくなるというのが正しいか。
シオン>嫌な世の中になりそうですの〜
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